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石楠花色に黄昏る。。。

石楠花は咲く程に美しい。
蕾のころは名前の通り「石」のように頑な、
毒々しいほどのショキングピンク色をのぞかせている。
そんな蕾がひしめきあっている時は、庭のあちこちにある石楠花の花木を素通りだ。
石楠花と同じ仲間のツツジの花を美しいと思う。
ある時、石楠花の花に目をやると、いつのまにか羽を広げるように咲いている。
まるでピンク色の蝶々があるとすれば、集まっておしゃべりをしているようだ。
そのおしゃべりが止み静かになったころ、切って家のなかに飾る。






石楠花色に黄昏る。。。_c0249836_10474060.jpg


淡いピンク色、いや、白いなかにピンク色がうすく浮かんでいる。
きれいだなぁ~
こんな風に黄昏がれることができればな。。。。
そう思ったのはふと歌を思い出したからだ。

「夏がくれば思い出す。。。。遥かな尾瀬、遠い空」
あの歌の歌詞の中に「石楠花色に黄昏る」とあったが、どんな色なんだろう。
夕焼け色ならば、もっと赤く濃い色のはずなのに、
この歌は美しいものを愛おしむ、懐かしむ歌だから、
今、私は勝手に、「黄昏色」は淡いピンク色が浮かぶ白かなと思い始めている。





石楠花色に黄昏る。。。_c0249836_10475366.jpg



気温24℃、朝から外仕事、洗濯、食事作りに精を出したら、昼食後うとうと眠ってしまった。。。。20分だが。。。
お腹の上にHana(笑)と一冊の本が乗っていた、読みながら眠ってしまったんだね。
図書館への返却日が迫っている本、「夕暮れの時間に」(山田太一)、
返したくないなと思える本、
この時の「玉子サンドイッチ」のそばにある本。。。。





「山田太一」は本はもちろん、ドラマが好きだったが、もう新作は書かないのかなと思っていたら、このエッセー集が出た(2015年)

。。。。この本は、ほぼ70代に書いたものである。この「あとがき」だけ80代に入って書いた。。。

大切に時々読み返したいエッセーだが、彼のお薦めの本についても書かれていて、図書館の検索をし始めている(笑)


Commented by hanamomo08 at 2018-05-17 22:18
石楠花色に黄昏る~歌って書いています。
Hanaさんの撮ったテーブルの上の石楠花の写真があまりによくて何度も立ち寄って拝見しております。

今日は一日雨で庭の椿を切らずに終わりました。
日曜には晴れそうなので、家中に飾ろうと思います。

昼食後の10分か15分の気持ちいいうとうとは私の元気の源です。
体って正直なもので疲れると眠れる。
Commented by Hana3131H at 2018-05-18 14:09
>hanamomoさんへ

歌いながら書いている。。。良い♪
写真をhanamomoさんに褒められると嬉しいな。このテーブルに置くと逆光になるので、写真を撮る時の定位置の一つです。外で見るよりも落ち着いて優しい色あい、山の木陰でみる「石楠花」のようで、気に入っています。本当に咲く程に、どんどん優しくなる花。
そちらの赤い椿、落ち着いた楚々とした椿らしい椿色。さっき牡丹の花芯を見て、その宇宙の広大さに眩暈がしたから、椿の花芯も改めて良いなぁ~と思っています。

身体が疲れると眠れますね、心が疲れると眠れません、だから心が疲れているときは身体を動かすことにしています。

今日はこちらは暴風雨です。。。
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by Hana3131H | 2018-05-15 14:10 | Trackback | Comments(2)

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