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おかげさまで、注文の多い笹餅屋です

この冬、本屋に行くと、ポスターの中のおばあさんが笑顔で迎えてくれる。
あぁ~あのおばあさんだな(数年前からマスコミで取り上げられていた)、
75歳で起業、現在90歳の「笹餅名人」
何度も笑顔を見ているうちに本を買っていた。




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母の故郷「五所川原」、母と年齢が同じ、
そのことも読みたいと思った理由かもしれない。
子供の頃、よく母の故郷に遊びに行った。
祖母が作る「笹餅」「おはぎ」「団子」「赤飯」そして「干し餅」は
本当に美味しかった。
その時代の多くの人たちがそうであったように、
祖母は「までぃ」な暮らしをしていたのだ。

。。。。”までぇ”という東北の方言をご存じですか?その語源は
「真手」と言う古語だとか。手間暇惜しまずに、丁寧にという
意味の素敵な言葉です。そして、笹餅は、人情が豊かな津軽らしい
”までぇな”お餅です。。。。


本は日本に「スローフード」を紹介した「島村奈津」さんが
インタビューをしてまとめたものである。島村さんの文は読みやすく面白い。
が、読み終わって津軽弁で話す桑田おばあちゃんの話を聞いてみたいとも思った。

昨日読了した「おらおらで ひとり いぐも」の帯にあった言葉
。。。青春小説の対局、玄冬小説の誕生!
※ 玄冬小説とは齢をとるのも悪くない、と思える小説のこと。。。

桑田ミサオおばあちゃんの生き方を紹介するこの本もまさに
齢をとるのも悪くないと思える、
元気がもらえる本だ。

そんな本を無意識に求めて読んでいるのは、
シニアライフだからかしら。

こちらでおばあちゃんの笑顔に会えます。。。





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今日は「啓蟄」、去年の今頃は水仙の芽がピョコピョコ、
陽当たりの良い場所ではのびのびしていたんですが、
今はひたすらすべてが雪の下で春を待っている。

ぴょこぴょこからのびのびに変わったのは「豆苗」
さすが、「空豆」だ、空に向かってぐんぐん伸びる。
そろそろ食べられそうだな。。。。嬉しいな。




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by Hana3131H | 2018-03-06 14:11 | Trackback

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