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雪は天からの。。。。

昨夜はNHK「足尾から来た女」を見ようか迷ったが、やはり「松本清張」の誘惑が強かった。
「小説 三億円事件」を見終わって、風呂に入ると午前様。。。。
あれぇ~眠れるかな。。。心配したが、ドラマを見ての満足感ですぐに眠りについた。

5:30 には弁当作って、いつもの朝だが、息子を送り出してからゆったり♪

日曜美術館「永遠の異邦人/藤田嗣治」を見て、あぁ~雪の秋田に行ってみたいと思う。

   
   見終わって、所用のため出かけようとしたら、
   Hana は留守番を察知したのか、テーブルの上にあがって抗議!
   (ふだんはこんなことはしません。留守中のことはわかりませんが)

 
       雪を背景にした「裸婦 Hana」も美しいよ。

       ?!?!?!?!
 
       

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昨日の朝は-10℃だったから、今日はあたたかい。
青い空、新雪を巻き上げながら車を運転していると思う。
北国には雪の降る時にこそ来てほしいなぁ~♪

カーラジオでお気に入りのこの番組を聴く。
「小川洋子」さんのゆったりとした語り口は心地よく、
紹介された本を読んでみたくなる。




「雪は天からの手紙」はこのエッセー。。。。



夜になって風がなく気温が零下十五度位になった時に
静かに降り出す雪は特に美しかった。 真暗なヴェランダに
出て懐中電燈を空に向けて見ると、底なしの暗い空の奥から、
数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちて来る。
それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら舞って来る
のである。 そして大部分のものはキラキラと電燈の光に輝いて、
結晶面の完全な発達を知らせてくれる。(中略)
何時までも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、いつの間にか
自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる。

                       中谷宇吉郎「冬の華/雪雑記より」
                                                                    Melodious Library


だから、音楽も楽しめる。
ドライブ中に好きな音楽が偶然入った時はうれしい♪



「中島みゆき」の「六花」

歌詞は後半が好きだ。


すさぶ大地の下で花は眠っている
吹きつける北風の子守唄聴いている
広い空の上では手紙が綴られる
透きとおる便箋は六つの花びらの花

六花の雪よ  降りつもれよ
すべてを包んで 降りつもれよ



午後、久しぶりに開いた本


 

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The Little Book of SNOWFLAKES (Kenneth Libbrecht)



天からの手紙の美しさが詰まっている。
雪の降らない地域に住んでいる人たちなら、
こちらのホームページで その美しさを味わうことができる。




           どさぁ!!

         あぁ~。。。。屋根から雪が落ちる音、玄関の風除室をふさぎ、
         Hanaとの散歩の邪魔をする、「雪は屋根からのいやがらせ」だ。



           いつまでまてばいいの?
           ママ。。。。はやくどけてください。。。。





雪は天からの。。。。_c0249836_1571586.jpg

Commented by koro49 at 2014-01-19 22:08
>何時までも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、いつの間にか 自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる

何か嬉しい。
私も小さい頃から良く遊んだ。
静かに雪が降る日、家の近くの橋の上に立っていると、自分が空に向かって上って行くような感じで面白かった。
昨日のように静かにのんのんと雪が降る日も、家の中から眺めているとそうなって、そうするといつも小さい頃の橋の上の場面が浮かぶ^^。
「六花」は私も好き。
日曜美術館、見逃した。
秋田美術館か・・・ジパング倶楽部でお得切符があるよね。
でも、新幹線駅までが億劫になって来た。
Commented by hanamomo06 at 2014-01-20 10:38
こんにちは。
まずはkoroちゃん、藤田の日曜美術館は来週午後8時から再放送があるはずです。

斎藤孝先生の解説が楽しかったですね。
妻のマドレーヌさんがなくなってもお葬式を出せずにいた藤田にその費用を出してあげたたのが平野氏でした。
お礼は決まって自分で描いた絵だったようで。

中谷宇吉郎の文章 美しい。
厄介者とせずにこんな風に雪を愛せたらいいだろうなあ~。
めんこい裸婦の向こうの庭の雪にびっくり。
我が家の2倍はありそうです。

また外で除雪機が唸る音。
駐車場の確保は必須だから行かなくちゃ。
雪の結晶、どうやってこんなに美しいものが地球上に存在するのか!これはやっぱり神さまからの贈り物でしょうね。
Commented by Hana3131H at 2014-01-20 20:48
>koroさんへ

>何か嬉しい。。。。
そうだよね。雪は忌むべきものと思うのは、「雪かき」に疲れたこちらの身体の不都合や、思うにまかせぬ外出、車の運転の怖さ。。。普段通りに生活がいかないもどかしさからだ。
子供の頃の雪にまつわる思い出、沢山あるよ。「角巻」にくるまれて雪道を歩いたあったかさ、こんなことを思うとは、妙齢ですね。(苦笑い)
今日の地方紙に「大寒」は「春隣」とあったでしょう。自然の草木のように、春を待つ楽しみを大きくしていこうかな。
 私も「ジパング」を考えたのですが、やはり2月は厳しいかなと思った。koroさん、秋田へ行くなら新幹線ではなく、西海岸経由で行くのが良いんじゃないかな。時間がかかるけれど、楽しそう♪ 「内陸縦貫鉄道」での「弘前→角館」はお薦め。あぁ~待ち遠しい春だね。
 再放送は是非、良かったよ。
Commented by Hana3131H at 2014-01-20 21:01
>hanamomoさんへ

齋藤孝氏の明るい人柄が良かった。今回公開された妻への手紙は、妻への愛情と言うより甘えだなと思った。異国での必死の努力、それが生み出した作品の素晴らしさ、それとは別のものではなく、甘えられる存在があればこそですね。

平野氏に出会えたこと、藤田が秋田の行事の大作を描くことが出来たこと、今こうやって素晴らしい美術館で私たちが鑑賞できること。。。。幸せですね。
今回、テレビを見て「行くぞ!」と思いを新たにしました。因みに秋田市に行ったのは20代後半でした。
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by Hana3131H | 2014-01-19 15:23 | 自然 | Trackback | Comments(4)

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