ラベンダー&「ほうろく」
2020年 07月 04日
朝5:00起床、雨は降っていないが、天気予報は来週もずっと雨マーク、ずっと気になっていた雨に弱いラベンダーを摘む。ハーブの中で一番好きな香りは?難しい問題だ、2つなら答えられるかな。。。
「ゆったりぃ~」頑張らなくても良いじゃない、優しい言葉をかけてくれる「ラベンダー」
「渇!」弱った心と身体にパワーをくれる「ローズマリー」
言うなれば、「飴と鞭」のハーブ。
少し摘んでいると「痒い!」蚊に刺される。完全防備のつもりでも敵も必死、隙あらば攻めてくる。私は虫に刺されやすい、まぁ~虫が好かんと言われるよりは良しと言いたいが、逃げるが勝ち、ラベンダー摘みは早々とやめて退散する。
いつもの場所、キッチンの勝手口に下げる。。。
下から見上げる。。。そうだ、相棒も撮ろうか。。。。
「ほうろく」(焙烙)
この頃仕事をしていません、ぶら下がるだけでは疲れます。たまには横にして「火」の上に!ほうろくの愚痴が聞こえる。
ほうろくで胡麻を焦がさないように炒るには精神を集中しなければならない。プチプチと弾ける音はすれど香ばしい香りはまだ。突然パチパチィ!音がして慌てて火からおろすとこんがり焦げた胡麻。プチプチとパチパチィ!の間の一瞬を経験によって身体に覚えさせなければならない。銀杏も炒ったことはあるが、銀杏を拾ってきて取り出す際のあの臭い!身体に覚えてもらいたくない。胡麻や銀杏を炒ることが目的ではなく、精神集中や忍耐が目的なのかと思う台所仕事、さぼっています、私。でもね、このぽってりしたシンプルな形、素焼きの温かさ、焙烙よ、あなたはぶら下がっているだけで十分に良い仕事をしてくれていますよ。
「ほうろく」は漢字変換すると「焙烙」だった。火また火。。。熱い!熱い!!真夏には見たくない字だ。「焙」は「焙煎」の「バイ」、「烙」は「ラク」で炙る、焼くの意味。そうか、英語で言うとどちらも "roast" 、漢字の力はすごい、迫力があると感心。
昨日の記事で「カシス」のことを書いたら、家にあるものでサンドイッチを作りたくなった。
写真…ブルーベリーとカシスのジャム、どっちがどっちかわかるかな?
答え…左「カシス」 右「ブルーベリー」
見た目はほとんど変わらないが、口にすると違いは歴然。野性味だけで勝負ならカシスの勝ちだ。
「カシス粒あんのサンドイッチ」
味はあんこ好きな方の想像通り、いや想像以上にカシスの爽やかさと野生が溢れます。レシピは前日の記事よりどうぞ。
*熊本や鹿児島の大雨による被害状況、私たちは自然の猛威の前で祈るしかないのか、いや、備えは十分に、そして逃げろと教えている。
by Hana3131H
| 2020-07-04 19:54
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